あっさりと

来週、高校時代からの友人と山に登ることにしている。小学生くらいまでは、学校の遠足で、年に1、2回は近所の標高数百メートルほどの小さな山に登る事が多かったけれど、それ以来は、京都で比叡山下山と大文字山に登ったことがあるくらい。それがここ数年、旅行に行く先々*1で素敵なトレッキングコースに出逢うことが多かったので、ちゃんと山に登りたいなーと思っていたのです。

という訳で、トレッキングシューズと、バックパックと、防水のパーカーとジャージを揃えたので準備万端です! 年に何回かはトレッキングしたい所存。

フェールラーベンというスウェーデンのアウトドアブランドのアイテムが可愛くて仕方ありませんでした。可愛い!

まぁ、その買い物のために友人とアウトレットに行っていたのですが、そこで抽選にあたりまして。10名様のキッチン用品(ティファールの製品)が。バイトでチリンチリン鳴らしたことはあるけど、自分のためにチリンチリン鳴らしてもらったことは初めてです。驚愕。多分。びっくりしたときには、何も反応できないのだなーと。だって、私、一言も発しなかったもんね。「あ、あたったんだ、10名様? すごい。どのくらいの確率やろう? ていうかどうやってもって帰ろう」って瞬間的に思った記憶があるだけで、「やったぁ」も何も口から出てこなかった。ただ、頭の中は冷静ではなくて、「実家に送ろうかな。いや、やっぱり持って帰るわ」と意思決定が二転三転。挙げ句の果てに実家への荷物の送り状の差出人住所に、現住所ではなく、前の前の住所の京都の郵便番号を間違えて書いてしまう始末。

貴重な体験でした。

結局実家に送りました。家でご飯食べないし、ファミリー向けで大きいのでどこにも収納できなさそうだし、ヤフオクで売るのも大変だし、何より持って帰れそうになかったので、そのままコンビニから送付。

あっさりと手に入ったものは、あっさりと私をすり抜けていきます。苦労して手に入れたものは、しっかり私に残ります。そんなことを思いました。

*1:阿蘇とか、美ヶ原とか上高地とか白根山とか