夏到来

あまりに蒸し暑いので、「完全に夏になりましたね」って中国語で言おうとしたら、ネイティブに「そんなときは三人称で語らないよ。一人称しかない。俺がどう思うかしかない」って言われて異文化の差をしみじみと感じました。夏。

6月から7月の半ばまでは非常にリア充で、毎週友達と会い、お酒飲んだり、ブラブラ街を歩いたり、していました。平日も約束があったり。うーんリア充。友達が日本から来てくれて、まるまる2日上海観光したり、アトリエを覗けるというので行ってみたらそこのオーナーが他のアトリエやアートカフェを案内してくれたり。いろいろ希有な体験も。

仕事も先週末に一区切りしたせいもあり、先週末から引きこもっています。さすがにちょっと疲れた。8月は千客万来で、毎週誰かが日本から来てくれるので、今のうちに引きこもり生活をエンジョイする。

たまたま観たるろ剣実写版のPVを観て、ちゃんと漫画もアニメも観ていない(漫画は読んでない。テレビアニメは昔ちょこちょこ観てた。OVAは2本とも観た。あと友達に借りたゲームをやった程度)のを思い出し、できる限りで情報収集してみれば、なかなかおもしろーい!と今さらながらマイブームに。バトルには興味があんまりないのですが(なので少年漫画はあまり好みではない)、OVAで掘り下げられていた贖罪というテーマには惹かれるものがあって。あと歴史背景も。日本史苦手なのでついでにちょこちょこwikiをみつつ、幕末〜明治の勉強をしてみたり。人誅編も映像化してほしいなー。

明治維新の立役者たちは皆若かったけれど、彼らはどうしてそういうふうに維新を起こそうとしたのか、ということに興味がある。どういう経緯をたどって彼らの心は決まっていったのだろう、と。江戸時代はそれはそれで安定した成熟した社会だったと言われるけれど、同時にたくさんの矛盾もあり、非合理に虐げられていた人々もいた。多分、現代もそう。安定した成熟した社会だけど、たくさんの矛盾もあり、社会のゆがみを受けるだけの人々もいる。もちろん明治だって、その70年後くらいには第二次世界大戦によってその社会制度はがらっと変わってしまったのだけど。今、また戦後70年程度経っているので、そろそろそういう時期なのかなーと邪推してみたり。

あと明治あたりの上海の描写もちょこっと出てくるので、そのあたりの上海についても調べてみたり。

そんな感じ。何かの作品にはまって、そこからその題材に関連する知識を芋づる式に蓄える癖(おたく癖?)は昔から変わっていません。

あとは10月にイギリスに行く事に決めました。友達と予定合わないし一人だけど、一人旅ならではでゲストハウスに泊まってロンドンを起点に色んな街に出かける予定。こっちも、小さい頃にピーターラビットや、チムチムチェリーで読んで子供心に憧れた国。楽しみすぎて困る。

中国国内は、国の連休は人が多すぎだとふんで、その前後の土日あたりにいろいろとでかけよーかなーと思っています。